会社関係の結婚式のスピーチのマナー
スピーチの内容
晴れの舞台である結婚式は、一生に一度の思い出になる場所です。
スピーチで台無しにするようなことはせず、新郎新婦を祝うような言葉を使い、相応しくない言葉は使わないようにします。
・忌み言葉は禁句
別れを連想させるような言葉や、不幸や不吉な言葉、繰り返すという言葉は使わないようにします。
別れる、切れる、悲しむ、死、四、苦などの言葉は使わないようにしましょう。
縁起が悪いとされており、日常の言葉の中でも自然と出てくる単語もあるので、気をつけます。
・暴露話や恋愛話
新郎新婦の過去を暴露するような内容や、昔の恋愛の話は避けるようにします。
いくら新郎新婦が了承したとしても、他のゲストの方もいるので、話さない方が無難です。
どの世代の方でも、安心して聞けるような内容にしましょう。
・下ネタや砕けた言葉
親しみを込めて砕けた言葉で話したつもりでも、他のゲストの方はそのように捕らえてくれないかもしれません。
また下ネタも、誰にでも受け入れられるとは限らないので、避けた方が無難でしょう。
・自慢話
結婚式の主役は新郎新婦であり、スピーチする人自身の自慢話は、敬遠されます。
あくまでも、新郎新婦を中心とした内容の話にします。
同僚や上司のスピーチ
同僚や上司がスピーチする時でも、基本は以下の流れになります。
1、祝福の言葉
新郎新婦や、両親、親族への祝福を述べます。
2、自己紹介
自分の名前と、新郎新婦との関係について話します。
3、新郎新婦について
同僚から見た新郎新婦へのメッセージ、上司から見た新郎新婦へのメッセージを伝えます。
普段の仕事や、職場での様子、エピソードなどを言うと良いでしょう。
4、新郎新婦へのメッセージ
新しい生活を送る新郎新婦へ、未来に向かっての言葉を伝えます。
このような内容になっており、同僚または上司で話すことは少し違ってきます。
ただスピーチは長くても5分程度であり、短くまとめるようにしましょう。
30分や1時間も話すのは非常識であり、長すぎると司会の方から止められてしまうかもしれません。
結婚式の場なので、悲しい思い出などは避けるべきですが、あまり砕けすぎた内容も考えものであり、適度な内容の話をスピーチで話すと良いでしょう。
2次会でのスピーチ
同僚や上司の方でも、2次会に出席するかもしれません。
2次会でもスピーチすることがあり、このときは、披露宴の時よりも砕けた内容で、場を盛り上げるような話をすると良いです。
新郎新婦との思い出や、これからの二人へのメッセージを伝えます。
このスピーチも、いくら2次会とは言え長すぎるのは、周囲が飽きてしまうので、5分ぐらいにしておきます。
全体的に明るい内容で、話が盛り上がるような内容をスピーチで話すと良いでしょう。