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案内状の書き方

独特の書き方があります

結婚式の案内状が届いたら、期日までにお返事を出す必要があります。
案内状には返信はがきが同封されていますので、必要事項を記入してポストに投函するだけですが、単純に必要事項に書くだけではないことを覚えておきましょう。

参考:http://www.mwed.jp/jyuku/categ38/lecture438/

宛名について

返信はがきにはあらかじめ宛名が記載されているはずですが、氏名の後に「行き」と記載されています。
このままポストに投函するのは失礼なので、この文字を二重線で消してから横に「様」と記載するのが正しいマナーになります。
また、文字の大きさも宛名の文字より少し大きめになるように書きましょう。
意外とこのマナーを知らない人が多いので、ビジネス上のお付き合いがある人から結婚式の案内状が届いた場合には注意してください。

返信はがきの裏面について

返信はがきの裏面には出欠の回答とあなたの住所氏名を記載する欄、新郎新婦の二人へメッセージを書く欄が用意されています。
出欠の回答はどちらかに丸印を書くようになっていますが、「御出席」などと「御」という文字が記載されていると思われますので、この文字を二重線で消してからどちらかを丸で囲んで下さい。
同じように氏名、住所の部分にも書かれている「御」の文字を消しておくようにしてください。

出席する場合には「出席」の前に「慶んで」と記載することと、「出席」の後に「させていただきます」と記載するようにしてください。
丸印をつけるだけでなく、このような言葉を添えることが丁寧なお返事として受け取られるため、結婚式の案内状の返信としては常識と考えられています。

メッセージ欄にはぜひ空白のままではなく、お二人を祝福する言葉を記入してください。
新郎新婦やその家族などもゲストから届くお祝いの言葉を楽しみにしています。
披露宴で用意される席次表やしおりでこのメッセージが記載される場合もありますので、ぜひ心のこもったお祝いの言葉を書きましょう。

二重線ではなく「寿」を!

表面の「行」や、裏面の「御」という文字を二重線で消して書き直すのが正しいマナーとされていますが、二重線ではなく「寿」という文字で消すこともおすすめです。
おめでたい内容でもあることから、返信はがきで「寿」という文字を使用している方も多いです。
上級者テクニックとして活用されている方法なので、ぜひあなたもお試し下さい。

欠席する場合

案内状をいただいたものの、どうしても都合がつかないため出席できないという場合には欠席で回答をすることになります。
この場合ははがきで返事をするだけでなく、前もって新郎新婦のどちらかに電話を入れてやむを得ない事情で欠席することを伝えてください。
このような配慮をするだけでも丁寧な印象を与えることができ、相手に不快な思いをさせずに済みます。