初出勤時の挨拶のマナー
余裕を持って出勤する
初出勤時は、会社のことは何もわからずに、上手く馴染めるか不安なものです。
どの会社でも、始業時間は決まっていますが、始業10分前など、ぎりぎりに出社するのは止めましょう。
最初に会社のやり方や規則、仕事などを覚えることもあり、初日は仕事よりも、会社に馴染むような日になります。
会社によっては、始業1時間前にはほとんどの社員が出社している、初出勤日は朝礼がある日だったなど、思いもよらないことがあります。
不安であれば、出社前日までに、採用担当者に連絡して確認しても良いでしょう。
とけ込む姿勢
初日からは、会社にとけ込む姿勢で会社に向かい、社内では半歩下がって、多少受け身であるぐらいがちょうど良いです。
出社したら、挨拶を忘れずに行い、社内の人にはおはようございます、と声を掛けるようにしましょう。
会社に到着したら、笑顔を心がけ、礼儀正しく振る舞い、大きな声で話すようにします。
自分から積極的に動くのは良いですが、わからないことがあれば誰か他の人に聞き、自分勝手に動いて、会社に迷惑を掛けてはいけません。
第一印象が重要なので、清潔な服装で出社し、スーツや制服など決められた服がないなら、堅苦しくないラフな服装で、ひげや髪の毛、アクセサリーなど不潔に思われないような格好をしましょう。
初日からその会社の仕事のやり方に慣れるつもりで業務を行います。
たとえ前の会社とやり方が違う、もう少し効率的なやり方があるなどと思っても、新人の間は会社のやり方にならうのが無難です。
挨拶
初出勤したときは、上司や責任者から紹介があり、挨拶をのべる場を設けてくれることもあります。
そのような場があれば、社員の方に向かって挨拶しましょう。
まずは、「おはようございます」と挨拶します。
その後、新人であれば卒業した大学、転勤であれば前職を言うと良いでしょう。
その他には、出身地や年齢、趣味や得意とする仕事などを交えても良いです。
または、戦力として頑張りますと、意気込みを伝えても良いでしょう。
このときに挨拶は数分程度にまとめておき、初日に挨拶することを想定し、事前にスピーチ内容を考えておくと無難です。
挨拶は、あなたの第一印象を決める重要な部分となります。
目立とうとはせず、内容や話す長さに気をつけ、オーバーに行うと周囲から引かれます。
挨拶で批判する、長々と話すことはしないようにしましょう。
逆に一言二言では短いので、前職のことや趣味のことを付け加えると良いでしょう。
もしも初日に会えずに挨拶出来ない人がいれば、後日会ったときに手短に挨拶を交わします。
長期的に出張など長い間会えないような人であればメールでの挨拶も良いですが、社内だと挨拶に来ないと何事だと気にする人もいます。