縁起の悪い贈り物
知らなかったでは済まされません!
ビジネスマンは仕事上のお付き合いを円滑にするためにという目的で贈り物を渡す機会も多いですが、縁起の悪い贈り物を渡してしまうと相手に不快な思いをさせてしまうので注意が必要です。
決して悪意があって選んだわけではなく、良かれと思って渡したものだったのに縁起の悪い贈り物だったなんて!と後から気付いても遅いのです。
縁起が悪いとされているものは世の中にたくさん存在していますので、社会人の常識として捉えてきちんと把握しておくようにしてください。
参考:http://www.bellemaison.jp/cpg/gift/specially/generalmanner/o_engi.html
お祝いの贈り物でNG
お祝いとして贈り物をする際に渡してはいけないものも存在しています。
例えばお茶は弔事の際に使用されることが多いことから、お祝いをするために贈るのは良くないとされています。
美味しいお茶を見つけたから良いと思ったという方も多いですが、特に年配の方はお茶をお祝いの贈り物として貰うのはあまり縁起が良くないことを知っている方も多いので注意が必要です。
ハンカチもお祝いの贈り物としては縁起が悪いと言われています。
漢字では手巾と書き「てぎれ」と読むので、「手切れ」を思い浮かべてしまうことから、ハンカチを贈るということは「あなたとは絶交します」と言っているようなものだと受け取られてしまうのです。
特に白いハンカチは弔事の際にご遺体の顔にかける布を連想させてしまうため絶対にNGです。
ただし、柄物の美しいハンカチならOKとも言われていますが、年配の方はハンカチの贈り物は縁起が悪いという話を知っている方が多いため避けた方が良いです。
お見舞いの贈り物でNG
お見舞いの際に手土産を持って行く方も多いですが、その際に注意したいのが鉢植えの植物です。
キレイな花を咲かせている鉢植えがあったからお見舞いに持って行こうと気を利かせたつもりだったのに、相手に不快な思いをさせてしまうことになります。
鉢植えは「根付く」という意味があることから「寝付く」と受け取ることもできて、なかなか退院できない未来を暗示しているとされます。
他にも花が首元からポトンと落ちてしまう椿やケシも縁起が悪いとされており、シクラメンや菊も「死」「苦」を連想させることからお見舞いにはタブーとされています。
結婚祝いの贈り物にNG
新婚の二人に役立ちそうな包丁やはさみを贈りたいという方もいますが、「切る」を連想させる物は避けてください。
また、鏡や陶磁器製の食器も「割れる」ことを連想させるため新婚カップルへの贈り物には適しません。
ただし、当人からこれらの商品をぜひ贈って欲しいと要望があった場合には贈っても良いとされています。
特に食器類は新婚生活を始める二人にとっては必要になる機会が多いため、縁起を気にしないのであれば問題ないようです。