葬儀の受付係になった時のマナー
安定した迎え入れが肝要
葬儀の受付係になった時のマナーですが、安定した迎え入れができるかどうかが肝要となります。
というのも、今では高齢化社会の影響もあって、「高齢者に対して会場の案内をする」ケースが増えているからです。
なので、葬儀の受付係になった時は「会場のレイアウトを把握する」ことが大事です。
しっかりと足を使って確認していないと、後になって、どこになにがあるのかわからなくなり、パニックになってしまうというケースも存在します。
次に、「多くの人が来場される」ことを意識して、物品管理を徹底するようにしましょう。
例えば、「筆ペン、ボールペン、サインペン」は、分別して物品管理をしないといけません。
用途によってこれらのペンを使い分ける必要があるので、混ぜてしまっている状態で管理しないようにしてください。
そして、「本当にインクがあるかどうか」も確認しておきます。
新品のボールペン、サインペンに多いのですが、インクがしっかりと付着しない、インクが先のほうで固まってしまっている・・・ということもあります。
なので、実際にペンを使用してみて、使用感に問題はなかったか・・・などを確認されていると、受付として上手に迎え入れを行えるようになります。
それと、香典などを管理する際は「山積みにしない」ことも忘れないようにしましょう。
山積みにしていると、お盆から香典が落ちてしまうこともありますし、管理するのが大変になります。
見た目的にも良くありませんので、記帳時に手渡される香典については、「山積みになっていないか確認する」ことを忘れず、しっかりと平積みにするよう心がけましょう。
また、葬儀の受付係になった時のマナーとして、弔問客が来た際にお悔やみの挨拶をいただいた時は、「ありがとうございます」という返事が大事です。
他にも、天候が悪い状況で弔問された相手に対して、「足元が悪い中来ていただけたことを感謝する」ことも大事です。
その他に注意すべきマナー
葬儀の受付係になった時ですが、会場のレイアウトを把握するだけでなく、可能であれば、会場の外側も正確に知っておいたほうが良いです。
というのも、駐車場がキレイにまとまっているケースと、遠い場所にも駐車場が存在するというケースが存在するからです。
駐車場の案内で時間を使ってしまうと、弔問客が次から次へと訪れるため、かなりバタバタした状態で対応を行わないといけない状態になります。
他にも、「タイムスケジュール表」を複数用意しておくのも大事です。
葬儀の受付に慣れていない場合、タイムスケジュール表などを無くしてしまうことも多いため、可能であればタイムスケジュール表をコピーしておき、紛失に備えておくと良いです。