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火葬場でのマナー

骨上げのマナー

火葬場でのマナーで重要となるマナーに、「骨上げのマナー」があります。
骨上げとは、火葬を終えた後に骨壷に対して骨を入れる行為です。
また、骨上げにはマナーが存在しないのでは?と思っている人もいるため、重要なマナーを以下にまとめさせていただきました。

まず、骨上げ前に必ず「埋葬許可証」の確認が行われるので、慌てて骨上げのための列を作らないようにしましょう。
というのも、埋葬許可証の確認には時間がかかることもあるからです。
埋葬許可証そのものの確認には、それほどの時間がかからないのですが、遺族との会話が長くなるケースが多いので、焦って骨上げの対応を早めようとすると、かえってギクシャクとした対応になるのです。

それと、骨上げのマナーというのは「宗派、地域によって異なる」という、絶対的なマナーも存在します。
もし、宗派、地域によって違うマナーを良く理解していない・・・という場合は、葬儀会社を通じてマナーの詳細を聞いておくと良いでしょう。
人によっては、急に葬儀を行わないといけなくなり、肝心の火葬場でのマナーについて事前に学習できない人もいます。
なので、恥ずかしがらずに葬儀会社の人を通じて、火葬場でのマナーを正確に聞いておくと、無理のない、もしくは周りに迷惑をかけない火葬となるのです。

そして、骨上げの列を作る際ですが、「喪主が先頭となり、喪主が頭の部分にいる」状態が正解です。
時折、骨上げは「周りを取り囲む」ようにするだけで問題ないという意見を、インターネットなどで見かけることがあります。
ですが、このようなマナーは存在しませんので、誤って喪主の前に来てしまわないよう配慮することも、火葬場でのマナーとなるのです。

子どもを連れて行く場合のマナー

もし、子どもを火葬場に連れて行く場合ですが、「連れて来ても問題ないか確認する」ことが大事です。
というのも、子どもを火葬場に連れて来てしまうと、火葬の途中になって「子どもが怖がる」ということもあるからです。
幼稚園児くらいの小さな子どもであれば、身長的に骨などを見ないで済むのですが、子どもが小学生の高学年くらいになると、骨などを見てしまうことがあります。

また、そのような場面が急にやってきてしまうと、周りの人も慌ててしまうということがありますので、火葬の間は火葬場の外で時間をつぶす・・・というように、このような対応が可能であるかどうかを、事前に聞いておくのもマナーなのです。

他にも、葬儀後に食事の席が設けられる場合、どのような格好で食事を行えば良いのか、そのことについても聞いておくと良いです。
近年では、葬儀中はすべて礼服でなければいけないというケースが減っているため、先に聞いておくだけで、気を楽にして参列できるようになります。