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「くださる」と「いただく」の違いと使い方

くださる、いただくの基礎知識

あまり日本語に慣れている人でなければ、くださる、いただくの違いがわからないケースもあります。

それほど、くださる、いただくは似ているのです。
大きなくださる、いただくの違いですが、「くださる・・・」というのは、観点が「渡す側になっている」ことに注目しましょう。

例えば、贈り物を送ってもらうケースでは、「〇〇様が送ってくれる」というふうに用いるのが正しいのです。
相手に対する感謝であったり、礼儀正しさを明確化するためにも、このようなケースでは、「くださる・・・」を用いるようにしましょう。

そして「いただく・・・」は、「くださる・・・の逆になる」ことを理解して用いるようにするのです。
例えば、「〇〇を送っていただく」というふうに用いるのですが、送ってもらえることへの感謝を伝える、礼儀正しく受け取ることが前提で、いただく・・・を用いるようにしましょう。

このように物品のやり取りを想定しながら、くださる、いただくの違いを理解していくと、正しい形でくださる、いただくを使えるようになります。
「もらうのか、あげるのか・・・」、こちらがハッキリとしている場合は、基本的にくださる、いただくを使うのが礼儀です。

くださる、いただくの応用

文例となりますが、ケース別で文例だけでなく、使い分け方も理解すると、くださる、いただくの使い分けをマスターできるようになるでしょう。

ケースその1は、注文した商品を他人に話すケースでも、くださる、いただくの違いがくっきりと出ます。
あまり礼儀を考えずに話した場合では、「注文した商品が届いた」という、シンプルな内容で終わってしまうでしょう。

ですが、送ってもらえたことを意識している場合は、「注文した商品を送ってくださった」とします。
「~を送ってくれた」でも文法として問題ありませんが、さらに礼儀正しく言葉を用いる場合は、「~を送ってくださった」としましょう。

ケースその2は、相手の行為に対して感謝するケースでは、「くださる、いただくのどちらを用いても問題ない」ので、好きなほうを選択して問題ありません。
そのため「~をしてくださってありがとう」も良いですし、「~をしていただいてありがとう」でも良いのです。

丁寧な言葉遣いの中には、お店のスタッフとお店を利用したお客様のケースもあります。
この場合は「くださる」ではなく、「くださいました」を用いると、より状況が鮮明となりますし、丁寧な対応を取っている印象を生むことができるでしょう。

そのため、「お買い物をしてくださる」ではなく、「お買い物をしてくださいました」のように、キレの良い対応を取ることも重要なのです。
状況によっては、くださる、いただくが変化することもあるので、こちらも覚えておいてください。

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