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「心から」と「心より」の正しい使い分け

明確な違いが存在する

心からと心よりは口語的、文語的で違いがあります。

例えば、「本日午前11時から・・・」、「本日午前11時より・・・」で比較してみると、その違いがハッキリとわかるようになるでしょう。
「から・・・」の場合は口語的になるため、話し言葉のような雰囲気を醸し出すことが可能となります。

それに対して「より・・・」の場合は文語的になるため、改まった感じになるのです。
ハッキリとした説明をしないといけない場面では、「より・・・」を選択して問題ないというわけです。

これらのことを知っていると、心から、心よりの使い方でミスをしてしまうケースが減るでしょう。
ですが、「から、より」には心から、心よりのような表現しか無い・・・わけではありません。

比較をする場合は原則として、「より・・・を使うのが正解」となるので注意してください。
例えば、「AからBのほうが上」という表現は不自然ですが、「AよりBのほうが上」という表現は自然です。

どちらも同じようなものと思っていると、些細なミスを何度も繰り返してしまうので注意したほうが良いのです。
他にも「論より証拠」や「花より団子」のような、「より・・・」が主体となる表現はいくつも存在します。

心から、心よりの使い方をある程度マスターした際は、特徴的な使い方についてもマスターすると良いでしょう。

不自然にならないように努める

から、よりの誤解を招きやすい例には、以下のようなものがありますので、しっかりと前もって学習しておいたほうが良いです。

「毎週の金曜より土曜は、割引セールを行っています」というケースでは、本来の「金曜から土曜にかけて」の表現を、わざわざ「より・・・」を用いて表現しているだけです。
日本語に慣れている場合は、このようなミスをすることが無いでしょう。

しかし、から、よりというのは誤解を招きやすいものなので、良く確認せずに文章作成をする、コミュニケーションしてしまうと、このようなところでもミスを重ねてしまうのです。
そのため、日にち、数などを正確に伝える際は「よりを用いない」ほうが良いでしょう。

具体例として、「今週の土曜、日曜に公園で9時よりイベントがある」というケースでは、「今週の土曜から日曜にかけて、公園で9時からイベントがある」とすると、「から・・・」のみで上手な表現が行えるのです。
伝えたい情報の多くはシンプルに伝えるのがベストで、無理により・・・を用いないでも問題ありません。

より・・・の場合、強調すべき部分を強調するという形でも使えます。
例えば、「イベントのご参加をお待ちしております」という文章は、「心よりイベントのご参加をお待ちしております」に換えるだけでも、相手への伝わり方が良くなるのです。

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