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祝辞

場の雰囲気に応じたスピーチを

結婚式の際には来賓として出席している方に祝辞をお願いするものです。
一般的には媒酌人または仲人、来賓代表の主賓、友人代表などがあります。
主賓と友人代表については両家から一人ずつお願いする場合もありますが、主賓については両家から一名だけにお願いする場合もあります。
例えば同じ職場同士で結婚した場合は、共通する上司として会社の社長などに依頼することになります。

主賓の祝辞を依頼される方は、新郎新婦がお世話になっている方が多いです。
友人代表は付き合いが深くて、お互いに信頼し合える関係にある方が選ばれています。
もしもあなたが結婚式で祝辞を依頼された場合は、ぜひ快く引き受けてあげるのがマナーです。
スピーチの内容はどうするのか困ってしまうという方は、一般的な祝辞の内容を参考にしながらアレンジしてみることをおすすめします。

参考:http://allabout.co.jp/gm/gc/1113/

媒酌人や仲人として祝辞をする場合

最近の結婚式では媒酌人や仲人を立てないケースが増えていますが、しっかりと結婚を見守ってもらいたいと考えているカップルは媒酌人や仲人を立てるものです。
媒酌人や仲人が祝辞をする場合は、基本的にはゲストとして出席している方に対するお礼の言葉や自己紹介がメインになります。
自分と新郎新婦の関係を説明し、新郎新婦について軽く紹介するのが一般的です。
時間としては2分くらいの手短な祝辞を心がけるのがベストです。

主賓として祝辞をする場合

おそらく主賓として祝辞を依頼された場合は、あなたが職場の上司という立場であるケースが多いと思われます。
祝辞では自分と新郎や新婦との関係について話を交えながら、どのような人物であるのかを紹介します。
この時に忘れてはいけないのは、新郎または新婦のエピソードを紹介する際には当人を褒めるようにすることです。
実際には褒めるようなところが全くないという人物であっても、正直に褒めるところなんてないと言い切ってしまうのはNGです。
できるだけ良いところを見つけてあげて、出席している方に披露してください。

友人代表として祝辞をする場合

新郎新婦と付き合いが長くて仲が良い友達は、ひょっとしたら両親よりも当人のことを理解している存在かもしれません。
仲が良い関係にあるほど人には言えないようなエピソードがたくさんあると思います。
場合によっては新郎新婦がお互いに知らないことを、友人はしっかり把握していることもあるでしょう。
受けを狙おうとしたからなどの理由で、場の空気に相応しくないエピソードは披露しないでください。
例えば過去の恋愛遍歴を話してしまい、せっかく幸せな結婚生活を始めようとしている新郎新婦の関係が壊れてしまうケースもあります。
友人代表として新たな門出を祝うためにも、良い祝辞になるように考えてください。